.
.
Macworld Conference & Expo/Tokyo 2002
March 2002 MACお宝鑑定団 
counter



Sonnet Technologiesインタビュー

Sonnet Technologies, Inc.

 Mac向けCPUアップグレードカードのトップカンパニーであるSonnet Technologiesの国際営業担当副社長:ヴィッキー・バークハード (Vicki Burkhard) 氏がExpoに合わせて来日したのでインタビューを行った。

sonnet.jpg
カール・セッパラ Sonnet Technologiesマーケティング担当副社長


 今回のMacworld におけるブースで最も注目を集めていたのは、日本での展示会初登場となるPowerPC G3 600MHzを搭載したiMacアップグレードカード "HARMONIi"。会場内での反響を聞いたところ「『動作速度の向上だけでなく、Firewireインターフェイスの増設が出来る』」という製品アイデアが好評であり、高い評価を受けている」との事でした。HARMONiについて昨年7月のNewYork Expoにて動作する状態で発表され、実際の出荷が始まったのが昨年末と大きく遅れた事については「HARMONi設計の過程に於てクオリティチェックの工程を変えたために出荷までに時間が掛かるようになってしまった。しかし信頼性が大きく向上した為に、HARMONiに関しては今まで大きなトラブルの事例が出ていない」との事でした。

 今後のプロセッサアップグレードに関するロードマップについては「PowerPC G4については製造元である モトローラ が 500MHz以降のチップについて大きな設計改変をした為に、今まで利用してきたアップグレードカード製造の為のノウハウが全く利用出来ず、設計理論までも1から作り直す必要が出てきた。」という状態であるものの、「今日では理論設計は出来上がったので、これからデバックを繰り返しながら完成度を高めてゆく」との事でした。「ハイパフォーマンスのアップグレードカード対するリクエストが多い事は理解しており、Sonnetのメインビジネスのでも有るので最優先項目として取り扱っている。しかし、満足出来るクオリティにまで持って行き、公式にアナウンスを出せるのは何時になるか分からない。」という状態であるようです。

 昨年のMacworld Tokyoでのインタビューに於ける「Macトータルアップグレード・ソリューションの提供としての、CPUアップグレードに続くUSBやFirewireのシステム」という "Beyond the CPU" の展開については、現在は上記のようにCPUアップグレードの設計開発にリソースが割かれているために優先順位が下がったものの継続しているようです。現時点で公式にアナウンスできる事は皆無であるものの過去には無いカテゴリの製品を企画しており、その中の幾つかは もしかすると7月のNewYork Expoにて発表出来るかも知れないとの事でした。

 またBeyond the CPUのプロジェクトでは、MacのみならずWindowsでも利用できるシステムの開発にも力を入れており、現時点ではアメリカでのみ販売されているUSBストレージ "Piccolo" と、公式には謳っていないもののUSB・Firewire増設PCIカード "TANGO" がクロスプラットホーム対応を果たしているとのことでした。Piccoloは日本では同等製品が出ているもののドライバレスで動作するなどの特徴を持っているために日本での展開が行われないのか尋ねましたが「USBストレージは価格が高いというだけで市場に受け入れられにくい」という事で、「販売する以前にまず商品コンセプトを理解してもらい、販売の下地を作る必要が有る」ために現時点では具体的な計画は未定との事でした。

 Sonnet Technologiesはこれからも高パフォーマンスのCPUアップグレードカードを開発しつつ、CPUを越えた様々なシステムも開発して行く予定であるという事が改めて確認できたインタビューでした。



.
Copyright (C) 2000 Mac Treasure Tracing Club.
All rights reserved. Site design by BRESTO, Inc.
「Macintoshは米国アップルコンピュータ社の商標です」
AppleのColorSyncを使用しています。