Mac Treasure Tracing Club

January 2009 Macお宝鑑定団
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基調講演レポート

・Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当バイスプレジデント、Phil Schiller氏が登場した。


基調講演に人が集まってくれたことをとても嬉しく思いますと、少し苦笑しながら話し始めた。

昨年オープンした、Apple Storeの北京、シドニー、ドイツを紹介し、毎週340万人が訪れていると述べた。


昨年、Macintoshは970万台も売れ、PCの成長率15.2%に対して、Macは37.7%もの成長率を示したと紹介した。

今回は、Macにフォーカスして、3つの発表を行なうと述べた。

1つ目は、新しい「iLife '09」で、iPhoto '09で、新しくイベント管理機能として、同じ顔を認識して収集する「人々」機能を紹介した。


サンプルの元となる顔写真を選択し、顔のサムネイルを作成すると、次からは、その顔写真を押すだけで、自動的に似ている顔が写った写真を収集してくれるようになると説明した。


GPS対応カメラまたはiPhoneに搭載されたカメラのデータを使って場所ごとに写真を分類し、GPSロケーションタグをわかりやすい場所の名前に変換してくれる「撮影地」機能を紹介した。


GPSタグは数値情報のため検索することは困難だが、この情報に場所を示すキーワードを当てておけば、簡単に検索・収集することができ、写真の裏側にGoogle Mapが貼り込まれているような表示がされるため、とても分かりやすいと説明しました。

また、iPhoto '09内にGoogleによって提供されるGoogle Mapが表示され、簡単にピンを打ち込めると紹介しました。

FacebookやFlickrのサポートなどの機能が追加され、名前を追加した写真をFacebookページで公開すると、名前を追加した人がFacebook IDを持っている場合には、その人にお知らせが送信されると説明した。


iPhoto '09には、クラッシック、粉砕、スナップショット、スクラップブック、Ken Burns、スライドパネルのテーマから選ぶだけで、美しいスライドショーが楽しめるようになったと紹介しました。

これらのスライドショーをムービーとしてiTunesに書き出せば、iPhoneなどでも楽しめると紹介しました。

iPhoto '09のフォトブックサービスとして、地図を使って旅のルートをビジュアル表示した旅行ブックを追加したと説明しました。


次に新しい「iMovie '09」を紹介し、iMovie '08は、多くのユーザーのニーズに応えきれていなかったと述べ、今回のiMovie '09では、ユーザーを満足させる機能をたくさん搭載したと説明した。


プレシジョンエディタは、フィルムストリップを拡大表示することが可能になり、ここでそれぞれのビデオクリップの終点と始点をはっきりと確認できるので、ビデオを細かく編集でるようになったと説明しました。

ビデオクリップをプロジェクトに追加するオプションが充実し、シンプルなポップアップメニューを使ってクリップを入れ替えたり、挿入したりできるようになったと説明した。

新しくダイナミックテーマの機能が追加され、掲示板、フィルムストリップ、コミックブックなどのテーマを選んで、プロジェクトに即時に適用すると、即時にテーマが反映されてプレビュー再生が出来ると説明した。

さまざまな3D地球儀や地図から好きなものを選んだら、国、都市、観光地から場所を選択するだけで、iMovie '09が2つの地点を結ぶ地図アニメーションを作成出来ると説明した。


録画中の手ぶれの程度を分析し、画像の揺れを自動的に軽減させる「手ぶれ補正」機能が追加され、ビデオクリップ単位で補正することも、ビデオ全体をまとめて分析することも可能だと説明した。


壇上に、Appleのビデオアプリケーション担当チーフアーキテクト、Randy Ubillos氏が登場し、iMovie '09のデモを行なってみせた。


プロジェクトにムービーを追加し、ポップアップメニューから、スロー設定や、サムネイル表示されたエフェクトなどが表示され、編集作業が簡単に行なえることを説明した。


iLife '09の最後は、新しい「Garageband '09」を紹介し、Macで手軽にピアノやギターを習える基本レッスンが加わったと説明した。


9回のレッスンをすべて受けると、楽曲が1曲通して演奏できるようになると述べた。

本当に音楽を味わいたいなら、本物の楽器を使って曲の弾き方を習うのが一番だと述べ、有名アーティストのレッスンを受けられる「アーティストレッスン」(4.99ドル)を紹介した。


新しいMacにはバンドルされ、1ライセンス版79ドル、ファミリーパッケージ版99ドルで1月末から発売すると発表した。


2つ目に紹介するのは「iWork '09」で、その中のKeynote '09を紹介した。

連続したスライドをつなぐトランジションとしてマジックムーブを選ぶだけで、企業ロゴなどのオブジェクトを繰り返し表示する位置、大きさ、不透明度、角度が自動的に変化してくれると説明した。


次のスライドに移る時に、配置されたオブジェクトに対してエフェクト効果をかけられる「オブジェクトトランジション」機能を紹介した。

また、特殊効果のプロが手がけたようなテキストトランジションも紹介した。


3Dグラフ表示に、チャートアニメーショングラフ機能が追加され、エッジを傾けた円グラフを挿入したり、クレーンエフェクトと回転エフェクトを使って棒グラフをアニメーション化したり出来るようになったと説明した。


Keynote ’09には8種類の新しいテーマが加わり、オプションがさらに充実したことを紹介した。

最後に、iPhone/iPod touch用Keynoteリモートアプリ「Keynote Remote」を紹介した。


新しい「Pages ‘09」を紹介し、ワンクリックでデスクトップ一杯に広がるフルスクリーンビュー機能が追加されたと説明した。


アイデアをまとめて、スムーズにライティングすることが可能な「ダイナミックアウトライン」モードを搭載したと説明した。


Pages '09では、Numbers '09の表とアドレスブックから宛先をそのまま差し込めるようになり、MathType 6、EndNote X2とも連係可能になったと説明した。

新しく40個のテンプレートが追加され、全部で180個のテンプレートが用意されたと説明した。

新しい「Numbers '09」では、ワンクリックで、特定の列のデータを基準に一部の行をグループ化することにより、表カテゴリを作成できるようになったと説明した。


250以上の関数にも分かりやすい数式の説明とヘルプがついていて、変数に対しビジュアルプレースホルダを使って、数式を組み立てることが可能になり、プレースホルダをクリックしてから、数式に入れる値を選択するだけで完了すると説明した。

印象的な2Dグラフのオプションがさらに充実し、線グラフ、棒グラフ、面グラフを組み合わせて、ひとつの混合グラフが作成可能になり、異なる単位が混在する2軸グラフの作成や、傾向線やエラーバーを加えることも出来ると説明した。


Numbers '09、Pages ’09、Keynote ’09、それぞれのデータを連係させて、1つのページにまとめられるようになったと説明した。

1ライセンス79ドル、ファミリーパッケージ版99ドルを本日から発売すると発表した。


Mac OS X Leopard、iLife '09、iWork '09をセットにした「Mac Box Set」を169ドルで1月末から発売開始すると発表した。


新しいウェブサービスとして、iWork '09で作った文書、スプレッドシート、プレゼンテーションを、簡単に共有できる「iWork.com」を紹介した。


iWork '09のアプリケーションには、iWork.comボタンがあり、共有したいドキュメントを選択してボタンを押すだけで完了すると説明した。

さらに、Mac OS X Mailで、固有のURLを含むメールを閲覧者に送信するメールを作成してくれるとデモで説明した。

3つ目は、新しいMacBook Pro (17-inch, Early 2009)を紹介した。

ユニボディを採用し、高さ2.50cm、重さ2.99kgで17インチノートブックPCとして、世界最薄だと説明した。


解像度1920×1200ピクセルの17インチ(対角)LEDバックライトクリアワイドスクリーンを搭載し、B.T.O.で非クリアワイドスクリーンも選択出来ると説明した。


最高2.93GHzのプロセッサーと、最大8GBメモリーを選択することが出来ると説明した。

内蔵リチウムポリマーバッテリー(95Wh)によって、1000回の充放電が可能で、最大8時間駆動が可能になったと説明した。


バッテリーに関するビデオが流れ、Appleのプロダクトデザイン担当バイスプレジデント、Dan Riccio氏は、取り外し可能なバッテリーの場合、スペースが必要となるが、取り外し出来ないバッテリーにすることで、無駄なスペースを無くし、より多くのバッテリーセルを搭載可能になると説明した。

MacBook Pro (17-inch, Early 2009)/2.66GHzは2,799ドルで1月末に発売すると発表した。


One last thingsとして、iTunesに関する発表を行なうと説明した。

2003年に開始したiTunesは6年あまりで600万曲もの楽曲を販売したと述べ、現在は、1000万曲もあり、7,500万ものクレジットカード登録者がいると説明した。

3つの発表として、1つ目は、一律0.99ドルの販売を、0.69ドル、0.99ドル、1.29ドルの3つの価格で展開すると発表した。


2つ目は、DRMフリーサービスとして提供しているiTunes Plusに関して、256kbps AACエンコーディングに変更し、すでに購入した曲を、1クリックでアップグレード出来るようになると説明した。

SONY、EMI、Universal、Warnerの4大レーベルなどの800万曲が、今日からiTunes Plusで購入可能で、今四半期の終わりまでには全曲が対応する予定だと説明した。


3つ目は、iPhone 3Gの3Gネットワークを使って、通常のiTunes Storeと同じ価格で、楽曲を本日から購入できるようになると説明した。


スペシャルステージとして、Tony Bennett氏が登場し演奏を行なった。




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