| . |
. |
![]() |
|
January 2000 MACお宝鑑定団 |
||
|
|
||
| Keynote Speech Live! | ||
|
| Keynote Speech report | |
|
![]() さて、まず自社の製品ラインについての説明から始めて、PowerMac G4とCinema Displayを紹介した。昨年の11月には、市場のシェアの11%がポータブル製品だったそうだ。iBookのユーザーの17%がPCユーザーからの乗り換えで、11%がMacの新規ユーザーだそうだ。56%が初めてノートパソコンを購入したらしく、17%のユーザーはAirPortを使っているそうだ。またiMacの3つのモデルの中でも、iMac DV Special Editionが飛び抜けて売れしたらしい。iMacのユーザーの30%は初めてパソコンを購入したらしく、14%がウィンテルからの乗り換え組で、44%がMacの新規ユーザーで、93%がインターネットで購入したそうだ。また62%がその日にインターネットに繋いだらしく、57%がインターネットで買い物をしたそうだ。iMacの購入者の内3人のうち2人がiMac以外は購入の検討に考えなかったそうだ。 ![]() SteveはいかにViaVoiceとIEを褒めちぎった。IE5は50%高速になって、ユーザーインターフェイスも一新されたそうだ。AppleWorks 6は来月に$79で出荷されるそうで、100もの新しい機能を備えているそうだ。またJobsは演壇でVST製の100GBのFireWire RAID HDを手に取って紹介した。これは底にPowerBookのバッテリーのフォルダーがあるそうだ。またCanon製のUSBスキャナーも紹介した。 次にAirPort「らせん」について紹介した。すべてのコンピューターはすでにAirPortを内蔵できて(注意:Pismoの前振りか?)11Mb/secで接続できて、ワイヤーで繋げる必要はない、など。話はデジタルビデオ編集に移り、FireWireカメラやQuickTimeについて語って、新型iMacとバンドルされているiMovieを組み合わせたら、どれほど素晴らしい作品が製作できるかを説明していた。JobsはiMovieをキラーアプリと断言して、iMac DVのユーザーの10%は購入後90日以内にiMovieでデジタルビデオを製作しており、iMac DVのユーザーの3人に1人はiMovieを使ってみようと考えていると言っていた。そしてJobsはiMovieがいかに簡単に使えるか実演を始めた。 「子供のいる人だったら、どうしてiMovieを手に入れる必要があるか理解できるだろう」とJobsは言って、2年間に渡って続けてきたThink Differentキャンペーンが、どういう風に行われてきたかを語り始めた。扱ってきた人はすべて尊敬されているヒーローたちだ。これにChaplain、Hitchcock、Kubrickなどを新しく採用する事を発表した。 その後、聴衆にiMovieとiMacの新しいTV CMを見せた。(CMの具体的な内容は省略) CMが終わった後、Jobsは言うにはAppleは自社の歴史上で最も強力な製品ラインを持っており、「beyond the box」(TVの向こう)へと動いていく時であると語った。Appleはおよそ2年間興味深い戦略を持って働き続けてきたそうだ。その一つにQuickTime 4とQuickTime TVとそのストリーミングコンテンツがあるそうだ。2500万人の人々がQuickTime 4をダウンロードしたそうで、Nielsen NetRatingsの調査では昨年の11月の時点でRealPlayerが市場シェアの53%、QuickTimeが33%、Microsoftの Media Playerに至っては僅か14%にしか満たなかったそうだ。僅か7ヶ月の間にQTは次の段階に到達しており、21歳以下の若いネットサーファーの30%はQT4を使っているそうだ。「RealPlayerはあなたの父親のレコードプレーヤーの様に小さく見える」とJobsはからかった。JobsはまたQT Proを$30で販売して利益をあげる事ができたと言い、Akamaiと共に世界中のサーバーをセットアップして、Akamaiに1250万ドル投資したと発表した。今ではAppleほどストリーミングメディアで儲けている会社はないと語った。 話はMac OS 9へと移った。OS 9は100万を超える数が販売されたそうだ。またJobsはApple.comに毎日150万人のアクセスがあると発表した。The Apple Storeは大成功をおさめており、1年あたりのトータルの売上げは10億ドルを超えたそうで、この冬の四半期だけで3億円を超える売上げがあったそうだ。 ![]() ここから話はポータルサイトとして生まれ変わったApple.comの話に移ります。今日からリニューアルされた新しいApple.comにはタブが並んでおり、「Store」のタブをクリックする事でAppleのすべてのハードウェアとソフトウェアを購入する事ができるそうだ。「iReview」をクリックすると新しいネットユーザの為のランキングとレビューのサイトで、すでに250ものレビューが用意されており、4月までには1000に達するそうだ。「iCard」のタブをクリックすると、オンラインで簡単にグリーディングカードが製作できるそうだ。Jobsは他のグリーディングカード製作サイトを「これらは人間として作りたいと思わせないんだなあ」と評した。ここで製作できるカードはあくまで「そのまま」送れるモノで、添付したりする必要はない。この後、Jobsは新しくなったApple.comに行ってiReviewとiCardのデモを行った。(iReviewとiCardの具体的なデモは省略します) ![]() そして次なるタブである「iTools」についての話に移った。Jobsによれば、Apple.comには週に最大950万人もの訪問者がいるが、彼らはMacを使っておりOS 9も使っている。iToolsはOS 9を使っているMacユーザーの為のインターネットツールの新しいクラスだそうだ。4つのiToolsの中で最初に紹介するのはKid Safeで、これはインターネットから子供たちを守る為のモノだそうだ。要するにKid Safeの機能は訪れる事ができるサイトとできないサイトを制限する事ができるそうで、50,000のサイトしか入れなくするそうだ。Kid SafeのモジュールはMac OS 9で動作して、サイトを要求した時にモジュールはAppleのKid Safeデーターベースにアクセスする仕組みだそうだ。月に10,000サイトづつ増やす計画で、サイトの選択は有資格教員によって行われるそうだ。Kid Safeにはまた規制チャットルームなども提供するそうで、親には是非OS 9のマルチユーザーで子供の為にKid Safeユーザーを作ってあげて欲しいとJobsは語っていた。次のiToolsはMac.comのフリーメールサービスで、どんなメールソフトでも使用可能だそうだ。今なら好きなユーザー名が貰えるそうだ! ![]() iDiskはAppleが提供してくれる予定の、セキュリティ保護された20MBのフリースペースだ。これはファイル共有、転送など何でもOKだそうで、あなたのディスクトップ上で、iDiskのアイコンがあたかもローカルディスクの中に存在する様に、ドラッグ&ドロップできるそうだ。これは仕事、自宅、学校などでファイルを簡単に共有する必要がある人には理想的だそうだ。また公開フォルダーとして友人とファイルを共有することも可能だそうだ。あなたのiDiskの中にある写真をiCardに取り込んで、あなたは簡単に個人的なカードを作る事ができるそうだ。最後のサービスはホームページだが、自分のページを僅か10分で製作できるそうだ。iDiskを使って中身を変換する事ができて、Web上でiMovieを見たりできるそうだ。 ![]() Jobsはインターネットアクセスプロバイダー(注意:ISP)との提携について語り始めた。AOLは2000万人、Etherlink/Mindspringは350万人、そしてMSNは200万人という表がスクリーンに写し出されると、Jobsはこの中から最もベストであるEtherlinkを選択した。その理由として、サポートとインフラが素晴らしく、様々な賞を獲得しているし、とにかく「just generally great」だからとJobsは語った。またAppleが2億ドルの投資をした事も発表した。EtherlinkのCEOが壇上に上がって、Macユーザーは加入者の源であり、またコンシューマーエリアの中で最も重要な立場にあると語った。 ![]() Jobsは新しいApple.comと提供された新しいインターネットツール群と共に、「TVを超えた」理念へと進んで行こうとしている様だ。そして「だが、まだ終わっていないんだ」という声と共にJobsはMac OS Xを発表した!!! ![]() Mac OS Xは本日アナウンスされた。このゴールはスクリーンに映し出された通り、「single OS stragedy」だそうだ。つまり「art plumbing, killer graphics,designed for internet from the beginning, and gentle migration」という英文に込められたテーマで開発されたそうです。これらをまとめると、作って欲しいと願われていたベストなキラーOSになったそうです。これは2000年1月の今日、発表されて、今後12ヶ月で移行されるだろうと言っています。今月の末に最後のDeveloper Previewがリリースされ、最終ベーターは春にリリースされ、夏には市販される予定だそうです。また来年の1月までにはすべてのMacに搭載されるだろうとJobsは発表しました。 ![]() JobsによればDarwinは素晴らしくとてもLinuxに似ているそうです。DarwinはMachマイクロカーネルを持っておりFreeBSD UNIXに似た構造をしている。グラフィックには2DがQuartz、そしてPDFがベースになる。OSの3DはOpen GLがベースになる。またQuickTimeもOSのサウンド、ビデオ、ストリーミング、そしてflashをサポートするOSの重要な部分になるそうです。複数のAPIは、まずClassicがOSの新しい機能を活用せずに古いソフトウェアを動作させる為にあり、Carbon化されたアプリケーションは少しの修正で簡単にMac OS Xと9の両方で動作させる事ができる様になって、OS Xで動作させればOSすべての機能を使う事ができる。CocoaはOS Xのすべての先進な機能を使える全く新しいアプリケーションを作る事ができるそうです。またMac OS XにはAquaと呼ばれる全く新しいGUIを採用しており、それは液体の様に全てをなめてしまうだろうとしています。Jobsは80年代終わりの一番最初のMac OSとWindows 3.1、さらにOS 8のプラチナUIとWindows 98のユーザーインターフェイスをそれぞれスクリーンに表示した。これに対してMac OS Xではボタンは濡れたゼリーの小片の様であり、これらはすべてトランスルーセントの感じである。ボタンは3色の色がそれがどういう機能を有しているかを表現している。ウィンドウのエッジはすべて丸まっており、ウィンドウの下には常にドロップシャドーが落ちている。Jobsが言うには、このOSの狙っているのは初めてコンピューターを買った人でも簡単に使えて、またプロの顧客にも限界を感じる事なく最大限の力を発揮できる様に感じてもらう為だそうだ。 ![]() ここでJobsはユーザーインターフェイスのデモを行った。リターン(OK)ボタンは、スリープランプの様に波打って点滅したり、スクロールバーはすべてプロポーショナル表示で、ウィンドウは高速にリサイズする。すべてのウィンドウは影を持っており美意識のある印象を与えるが、かなり微妙な表現だ。アクティブではないウィンドウすら片付ける事ができる。画面を片付ける心配する必要がなく、ウィンドウを実際に保存する事ができる。ウィンドウに名前を付けたりすぐにそれを保存しても、このOSではあなたが保存する為に人気がある場所にリストを置いてくれるし、またあなたがそれを選択する事もできる。 ![]() Macのメニューは2,500万人もの人が使い続けており、かれらは大幅な変更を望んでいないが、Mac OS Xではウィンドウを動かしている間もメニューバーを下ろしたままにできるし、メニューを消す事もできる。そしてJobsは新しいFinderを発表した。従来のFinderではウィンドウを次々と作り出してしまったが、新しいFinderではフォルダーを閲覧するのは一つのウィンドウですべて出来て、Webブラウザの様に戻る事もできる。またFinder上でファイルの内容やムービーさえも見る事ができる。Finderに備わっているボタンは、ファイルサービスやアプリケーション、ドキュメント、あなたのコンピューターを起動してくれて、あなたはすぐに共有するお好みの場所へとアクセスできる。ネットワーク上であなたがリモートアクセスできる共有フォルダもしくはファイルが存在すれば、ネットワーク上のそれらをFinderから見る事ができる。このFinderは現行のFinderと比べて極めて簡単で、その優秀さから新たな標準となるだろうとJobsは言った。 JobsはExcelのClassicで表計算を表示させ、起動がいかに速くて何の問題もなく動作するかをデモンストレーションした。さらにCarbon化されたIE5をスクリーンに表示して、このIE5の開発者は一度も新しいMac OS Xのインターフェイスを見た事がなかったのに、完璧にOS Xのインターフェイスで表示させた。 さらにJobsによれば、Mac OS Xには電子メールソフトが標準で用意されているそうで、POPとIMAPをサポートしており、iCardなどの画像をインラインで扱えるそうだ。また新しいフォントコントロールパネルを出してきて、フォントの種類やサイズを変更したりした。すべてのフォントにはアンチエイリアスがかかっており、また新しいフォントをダウンロードもしくはフォントを扱うWebサイトから購入できるクリックボタンも用意されていた。これはMac OS Xに無料で付属するそうだ。さらにJobsはOS XのCarbon化されたQuickTimeをスクリーンに表示して、Mission Impossible 2の予告編をデモンストレーションした。ここでJobsはこれまで見た事がなかった「Bomb」というシステムを致命的にクラッシュさせるアプリケーションを出してきて、システムの安定性を証明した。「Bomb」が爆発してもシステムは何の問題もなく動作しており、Mission Impossible 2の予告編すらも流れたままだった。 次にJobsはPDFベースのQuartzのデモを行った。Jobsはふざけて聴衆の中でどれくらいの人がToy Story 2を見ているか尋ねた。JobsはToy Story 2のロゴをぐるぐると回して、背景に子供の画像を透過させて作り上げた。どのアプリケーションもこの利点を活用できるという事が、デベロッパーには大きなニュースで、Jobsは画像をメールソフトのemailの中にドラッグして、インライン画像としてはり付けた。 ![]() その後、Phil Schillerが出てきてQuake 3のデモを行おうとしたが、マップのロード画面で止まってしまい、「またこんど必ずデモをするよ、Steve」と言って壇上から降りてしまった。 ![]() 最後に100以上のデベロッパーがMac OS Xにコミットすると発表して、Adobeの取締役社長のBruce Chizen氏が壇上に現われた。「これは滅茶苦茶凄いよ!」と言って、Adobeの10億ドルの収益の内の5億ドル以上がMacユーザーだと発表した。彼によればAdobeのすべての製品がCarbon化しないかもしれないが、キーとなるアプリケーションはすべてOS XとVelocity Engineに対応すると発表した。 ![]() 次にMicrosoftのKevin Browne氏が壇上に上がって、Macのビジネスにとってこれほど良い年はなかっただろう、IE5もOE5もOS Xに完全に対応する予定だと発表した。 ![]() 続いてMacromediaのRob Burgess氏が現われて、まず手始めにFlashをCarbon化してみると、一人のエンジニアでわずか1週間半で終了して、これほど簡単だとは思わなかったと発表した。 ![]() 続いてQuarkのRichard Jones氏が登場して、QuarkXPressを半分Carbon化するのに1週間もかからないだろうとジョークを交えて言っていた。そしてidのJone Carmack氏がビデオ出演して、自分の結婚式を延期してMWSFに出席したかったが、Jobsが悪いからビデオ出演でいいと言われたと話して聴衆の笑いを誘っていた。そしてOS Xは本当の前進であり、決して後戻りをしてはいけないと語っていた。最後にPalm Computingの新しいCEOであり社長でもあるCarl Yankowski氏が出演して、Appleと共に一緒に仕事をしていって、同じような考えの戦略を持っていきたいと発表した。 JobsはAppleがOSとハードウェアの両方を製造するメーカーの利点について話した。我々がFireWireやUSB、DVを革新したのであって、えせスタンダードとして何年間も同意されてきた事ついて怖がる必要はない。Jobsは、ハードウェア、ソフトウェア、そしてその統合こそが戦略だと強調した。 ![]() 最後にスクリーンに「2.5 years」が表示されると、Appleの従業員は総立ちになって拍手をした。「one more thing」Jobsは言った「私の職務は変えないつもりだ」スクリーンに「internCEO」という文字が表示され、「intern」の部分にバツテンが付けられた。Jobsが「僕のやり方はヘンに思うかもしれないなあ」と言うと聴衆から拍手が沸き起こった。最後に「iCEOという名称は好きなので、そのままにしておくよ」と言って講演を終えた。
|
![]() |
| . |
. |
| Copyright
(C) 1999 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved. Site design by BRESTO, Inc. 「Macintoshは米国アップルコンピュータ社の商標です」 AppleのColorSyncを使用しています。 |