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会場となったMIDシアターメインステージには、なぜかドラムセットが用意されていていました。
最初にTBSアナウンサーの鈴木さんの司会ではじまり、今回のイベントの主催者である魚井さんによって原田社長が登場しました。
まず初めに、新製品を発表するわけでもないのになにをやろうかと思ってやってきたと話し、今回は、Macで曲を作り、Macで演奏し、Macで編集して、最後にDVD
ROMを作成するまでをライブでやろうと考えているとステージ内容を説明されました。原田社長は、今回のイベントのために、尊敬する神保彰さん(スーパードラマーとして世界に認知されている方)とまったく同じヤマハ製ドラムだという自前のドラムセットを持ち込んできたそうです。
今回は、オラシオンの代表冨田芳正によるトランペットを迎えた「ジャズイット」というデュオバンドで演奏し、このステージのために、「クパチーノカフェ」「ルート101」という2曲を用意してきたと説明されました。さっそく「クパチーノカフェ」の演奏が開始され、従来のパターンとは違ったクラブジャズサウンド風な演奏が行なわれました。
演奏終了後、今回のデモ「jazz IT DVD workflow」に関して、アップルの小西さんによる説明が行なわれました。2人の生演奏以外に、PowerBook G4でエディロール社のSD-40という音源を使用し、デジタルパフォーマ3によって作成されたサウンドが使用されており、これらをdigidesignのMboxから、ProTools LEにわたして編集するという予定で、映像に関しては、ライブステージをDVカメラで撮影し、その映像をFinal Cut Pro 3で編集した後、iDVDを使用してこのステージ終了までにDVD-Rを作成する予定だと説明されました。
次に原田社長はビジネスに関して少し説明させて欲しいと述べられ、1年に19回も新表品を発表しているPCメーカーであり、また、グローバルなPCベンダーで利益を出しているところは、D社(DELLの事)以外にはない。ただしD社は開発コストをかけていないPCメーカーであり、アップルはテクノロジーの投資から一貫して行っている会社であると説明していました。先日の第三四半期に関する決算発表では前年対比がプラスとり、5年前は心配かけたがいまは大丈夫だと笑って説明されていました。
販売店政策に関して、アップルストア、ダイレクトセールスといった直販のモデルと、販売店と連動してマーケットを作っており、さらに、ビジネスディーラーとの連動を強化してゆこうと考えていると述べ、今後はもっと決め細やかな販売政策を計って行こうと思っていると説明していました。
次にMac OS Xに関する内容として、アドビシステムズ社フィールドオウロダクトマネージャーの栃谷宗央さんによる「Adobe Photoshop 7」に関するデモが行なわれました。まず、最初にMacworld Conference & Expo/Tokyo 2002での基調講演で行なったデモでは、開発中の製品というデモであったため、バージョンに関する説明が行なわれなかったが、今回iWeek 2002で始めてスプラシュスクリーンを画面に写し、バージョンをしっかり表示した一般向けのデモとなると説明していました。
Photoshop 7の大きな特徴としては、Mac OS Xにネイティブ対応したことに加え、画像回転、ファイル情報の確認、ランク付けなどが行える「ファイルブラウザー」を搭載した事や、人物顔などのしわなどを、スタンプツールと同じ使用方法で、明るさ濃淡などを自働処理し、適切な修正をおこなう「修復ブラシツール」機能が搭載されたことなどをデモを交えて説明されていました。
次に、エルゴソフト社ソフトウェア部部長岩田勇による「EGWORD & EGBRIDGE for Mac OS
X」のデモが行なわれ、Macworld Conference & Expo/Tokyo 2002での行なわれた、渡部さん名前表示に関するデモなどが行なわれました。最後に、残念ながら関西弁対応は出来ないが、Appleのテクノロジーには最先端で対応してゆくと説明しデモを終えられました。
原田社長は「デジタルライフスタイル」に関する説明として、アップルが言い出すと他もすぐ同じようなことを言い出すので、実際にPCとMacとの対決比較をやってみようと思いますと述べられました。

そしてiMac(Flat Panel) vs PC(VAIO RX)というデモ(一般向けにアップルが行なうのは、おそらく初めて)が行なわれました。ただし、VAIOのデモンストレータとしてSONYから来てもらっていないため、iMac(Flat Panel)の操作をアップルの梶原さんが、VAIO RXのデモをアップルの一井さんが行なうと原田社長が説明していました。
ラウンド1として、まず音楽環境のデモが行なわれ、SONYのSonicStage 1.1の紹介をした後、SONYのNetwork WalkManに移す所まで行なった後、iTunes 2のデモが行なわれました。特徴としては、アルバムのタイトルや曲名を、SonicStageでは一々ユーザーが検索しなければならないのに対し、iTunes 2では自動的にインターネットから情報を探し出して表示すると説明していました。また、Network WalkManはUSB接続であるため、曲の転送に時間がかかるが、iPodはFireWire接続のため、高速に行えると説明していました。
ラウンド2として写真に関するデモが行なわれ、SONYのPictureGear 5.1の紹介をした後、iPhotoの紹介が行なわれました。VAIOの場合は、デジカメを接続するとWindows xpのウィザードが開くが、Macの場合は、デジカメを接続するとiPhotoが自動的に起動すると説明していました。また、PCユーザーの方が大量の画像を管理する場合、画像プレビューサイズの大きさを変えられないため、フォルダーに分けて管理される場合が多いが、iPhotoの場合は、画像プレビューサイズをリアルタイムに変更出来るので、400枚ほどある画像データでも非常に管理がしやすく、検索機能も充実していると説明していました。また、高機能な画像編集機能は装備していないが、オリジナルデータに変更を加えないため、瞬時に一からやり直しが出来るのも特徴だと説明されていました。
ラウンド3としてムービーに関する説明が行なわれ、SONYのMovieShaker 3.3のデモが行なわれた後、iMovie 2のデモが行なわれました。MovieShakerが、欲しい映像を取出す場合、キャプチャーボタンを押す操作を繰返し行なうのに対し、iMovie 2では自動的にシーン割りが行なわれるので、1回押すだけで行えるのが特徴だと説明していました。また、MovieShakerでは、DVD用にデータを書出す場合、ファイル保存ダイアログでMPEG2形式を選択するという操作が必要で、しかも書き出しを選ぶと時間がかかるというダウアログが出ると説明し、iMovie 2ではファイル形式を具体的に意識せず、単純にiDVD用というのを選択するだけで、書き出しも高速に行なわれると説明していました。ただ、この後、MovieShakerにはシェイク機能というのがあって、これは面白い機能だと説明した後、iMovie 2ではトラジッションを選択した場合、それのプレビュー確認がリアルタイムで確認出来るのが特徴だと説明していました。
ラウンド4としてDVD作成に関するデモが行なわれ、SONY製品にバンドルされているDVDit! for VAIO 3.5の紹介した後、iDVD 2の紹介が行なわれました。iDVD 2では背景画に動画を設定でき、音楽も背景に埋め込めるのが特徴で、しかも配置したムービーも動いてるのが特徴だと説明し、静止画状態のDVDit! for VAIO と比較し、デモは終了しました。
原田社長は、VAIOでだって出来るんだと思うんだけど、と前置きした後、どちらが勝ったか会場に集まった人に挙手で決めて貰おうと説明し、会場から笑いが起きました。
今回行なったデモの主旨は、Macで良かったことを確認するため、マーケットシェアは小さいけど、形見の狭い思いをしない、Windowsユーザーにもお薦めしたい。というテーマで行なったのだが、普通こういったデモは行なわないので、よく理解して他のユーザーの方々に説明して欲しいと述べられていました。
海外出張に行くことが多い私は、空港のロビーでNECユーザーを見るとサラリーマン、VAIOユーザーをみると主体性のない人、Macユーザーを見ると、ちょっと重いけどありがとうございますと思う。と笑いながら話されていました。
次に、以前、ある雑誌調査で顧客満足度が13位という低い評価をされた事があるが、他のPCメーカーとの比較ではなく、Macユーザー自身がアップルに満足していないということだと認識しており、ナンバー1を獲得していたゲートェイのサポート部門の社員を何名か入れ、2年以内にナンバー1になれという目標提示を行なったと説明していました。
ここでDVD作成状況を確認した後、まだ時間がかかると説明を受けた原田社長は、その言訳を担当の吉崎さんに説明させると言ってステージに上げました。吉崎さんいわく、映像に凝ってしまったためレンダリングの時間がかかってしまったそうです。そして、原田社長がそれならということで、2曲目の演奏をしましょうと言いだし「ルート101」の演奏を行ない出し、バックグラウンドムービーとして、原田社長のプライベートムービーが流されました。(これ気がついていた人いたのかな?)しかし、結局DVD-R作成まではできず、Final Cut Pro3によるプレビュームービによる紹介になりました。
最後に原田社長は、Macのコミュニティーを発展させるべくがんばってゆきますので、今後ともお願いしますとの挨拶し、ステージを終えました。なお、原田社長が最近嬉しかったことは、会社から慶弔金を貰ったこだそうです。
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