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・世界中を駆け巡るアドビのスーパーエバンジェリスト、ティムコール氏がInDesignを導入して成功した5件の例を挙げたが、全ての話に通じるテーマはInDesignの柔軟な拡張性であった。通訳は同僚のナット・マッカリーさんで、ジョークを交えての講演となった。
1つ目の例はアメリカの大きな雑誌、ビジネスウィーク。
ウェブと出版が別チームであったが、チームとプロセスをひとつにして、クオリティの向上と効率化することを狙いInDesignを導入した。以前はWeb化を手動で行っていたがInDesign導入後はK4というソリューションのXMLエクスポートとAppleスクリプトを使い自動化。数分でウェブ化が出来るようになった。
2つ目の例はアメリカで3つのチャンネルを持っているShowtime。
Showtimeでは内部のデザインをしており、60人を超えるデザイナーが1年に2,500から3,500の印刷物をつくっている。生産性よくクリエイティブに、効率的に仕事をするためにInDesignを導入。安定性もクォークのときより大きくあがった。
具体的には、メタデータとスクリプトを柔軟に発展させ、作業を自動化することで効率化に成功。会場にメタデータのことを知らない人が多かったので、高校のアルバムを例にして、写真についたメタデータとデータベース、スクリプトを使用して、写真のキャプションを一発で載せる方法を説明したが、スクリプトの問題で、デモはならず。説明だけにとどまった。
Showtimeでは他にも、マルチプレース、検索時間の短縮、PDFのワークフローなどに満足している。
3つ目の例はChronicle Booksという出版社。
ビジュアルスタイルが印象的なChronicle Booksではクリエイティブで最先端のデザインを効率よくするのを目標にInDesignを導入。
ページ数の多い本を作っているのでドキュメント機能をよく使い、非常に助かっている。また、クオリティがたかく、柔軟性のあるいいデザインができると聞いている。
4つ目の例はイギリスの新聞社、Northclife。
Northclifeでは広告のテンプレートにデータをはめ込むソリューションを作ってコストダウンをはかり、結果として40万ドルの売り上げ増。手間なく早く広告を作り、出版社としては制作コストを減らすという成功をした。
これはバブルという名前のシステムで、テンプレートをウェブで選び、写真のレイアウトの中に簡単に挿入することが出来る。
5つ目の例は北京。
写真は中国の歴史百科事典をInDesign CS2とXMLとデータベースを使って制作しているところだが、32巻という非常に大きな出版物で、記事数は6万、絵は3万、地図は1,000、文字は6,000万文字に及ぶ。
制作にあたっていろいろなDTPのソフトを検討。表組、写真の貼付け、関数、地図、たくさんの書式フォーマットをサポートし、記事の最初のほうに編集があった場合、本の全てを効率よくリフローできる。また、たくさんの編集ヵ所があるので、すばやくXMLデータを読み込み、配置し、PDFをかきだし、サムネイルを出すシステムが必要だった。
検討した中には中国製のソフトもあったが、どのソフトもどこかに不満があり、外国製のInDesignと中国人の作ったソリューションを採用。XMLの書き出しと読み取りの機能、インデックス索引の機能、エクセルとワードからの読み込みができる、プラグインが開発できる、中国用の文字組と禁則設定ができる。オープンタイプとユニコードで長文が問題なく使えるなどの機能からプロジェクトは成功した。また非常に効率よく作業でき、オペレータが20人しかいなかったのに、1日で100ページほど作成できたことにチーム全員が驚いていた。
以上5つの例を挙げた後、簡単な説明でしたが、世界中の人々がInDesignとアドビ製品をつかって成功しているというお話がたくさんあります。と話を〆た。
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