AppleExpo98 photo report |
September 1998 MACお宝鑑定団 | ||
AppleExpo98 photo report●フランスに留学中の大西 吉人さんが、9月19日(土)に
Apple Expo に行って来たそうで、その様子をリポートしてくれました。 ![]() 会場入口付近
やはり主役は iMac ! 正面にどかんと大きな懸垂幕がかかっています。 ![]() Apple のブース
一連の "Think Different"キャンペーンのデザインですが、フランス人も思わず「かっこいい」と叫んでいました。ちなみにスローガンは、 "iMac:あっという間にインターネット"、 "iMac:驚くほど簡単、簡単すぎる驚き"、 "PowerMacintosh G3:崩壊した絶対的な力、手に入れよう!"、 "PowerBook G3:美女と野獣"、などなど。 ![]() Apple ブースのメインデモ
iMac の説明をプロジェクター2台を使用して行っていました。内容はiMacが発表されてから実に900タイトル以上のソフトウェアが発表されたこと、特にゲーム関係で「Windows-AT互換機にあって Macにソフトがないという不均衡が是正された」とアピールしていました。 あと、USB周辺機器の説明(プリンター、リムーバブル、デジカメ、USB-シリアル変換器、等)、フロッピーの問題については、imation社の SuperDrive を薦めていました(でもけっこう高いと思う)。最後に Beta版という断りをいれて本邦初公開ということでゲームソフトの "Riders" のデモで締めくくっていました。 ![]() ![]() Coktel社提供のブース「ヴァーチャル・クラス」
![]() Disny Interactive 社提供のブース「サイバー・チャイルド」
今回の Expoで特に目を引いたのが、土曜ということもあってか、子供(とりわけ小学生以下)の来場者(家族連れ)が多いということでした。無邪気にiMac を操る子供たちの姿は、何か明るいもの、元来 Appleが提供し続けてきたなにか、をかいま見たような気がしました。 会場で見つけた goods 関係です。 ![]() ちょっと変わったマウスパッド。とてもエキゾチックですね。アフリカ方面のアーチストっぽい女性の方が制作しているみたいでした。 ![]() iMac T シャツ。120フラン(2800円くらい;1F=23.5yen)で売っていました。
各大物 Developer ブース。特に目新しさは無いものの、たくさんのひとが各社主力製品のデモに聞き入っていました。(かく言う私もいろいろ参考になりました) あと、Expo 会場とは関係ないですが、ポスター等、パブリシティー関係。 ![]() フナック・ミクロ(クルニー店)
"フナック"というフランスでは若者に人気のあるコンピューター、CD、カメラ、オーディオ、書籍を扱う総合メディアのチェーンです。店構えはとてもクールでなかなか良い店舗デザインで展開しています。日本には進出していませんが、Virgin Megastore や H.M.V. みたいな感じでしょうか...。ちなみに "ミクロ" とはフランス語でコンピューターの意です。クルニー店はソルボンヌ大学の近くに位置し、コンピューター専門店で他のメディアは扱っていません。 このフナックには、もちろん iMacが展示してあって自由に触ることができます。(フランスで Macintoshのデモ機があるところは非常に少ない)おまけに Apple Franceが派遣しているインストラクターの人がついていて色々説明に答えるようになっています。Expoで iMac を購入している人もそうですが、結構、年輩層のおじいちゃん、おばちゃんが購入している姿をよく見かけます。彼らはインストラクターに実にいろいろな質問を浴びせています。 ここで、フランス・コンピューター事情を少し。パリには日本みたいな大きな専門店は少なく、このフナックも1店舗自体それぞれはそんなに大きくありません。あと"スークーフ"という大きな専門店がありますが、スタンド式の店舗なので一つのお店という感じではなく少し変わっています。(秋葉原デパートみたいな感じ...もっと綺麗ですけど) 私がフランスに来た頃(約2年前)にはその"スークーフ"というお店(2階建、300坪くらい)の2階部分の半分(約75坪)くらいはAppleの売場だったのですが、最近ではそれの 1/3 くらいになってしまいました...。 ![]() 街で見かけた iMac ポスター
今回、Apple Franceはかなり広告費を投入しているみたいで、地下鉄のホームなど至るところでポスター等を見かけました。またTV-CFも日本、アメリカ等でおなじみの例のものがゴールデンタイムにオンエアされていました。ちなみに写真のポスターのスローガンは「ポルト・ド・ヴェルサイユ(会場付近地名)にてTop Model のファッションショー」です。 先ほどの、フランス・コンピューター事情の続き...フランスにおける Apple、Macintoshの状況というのはなかなか厳しいというのが本当のところではないでしょうか。一般の認識の中ではもうAppleは死んだ、時代遅れだ、という感覚が少なからずあるようです。事実、わたしの通っている大学もMacintoshを使っていますが(かなり古いマシンもあります)、去年、Windows NTを入れて以来、学生達もそちらにシフトしていっているというのが現実です。とくに建築CADの世界はやはり Windows が強く、AutoCad & 3D Studio Maxというラインができあがっています。残念ながらこれらのソフトのMac版は販売されておらず、また、これらのソフトは事実、非常にパワフルですばらしく、それらを使用したいと思う人はWindowsを使う以外に選択肢はありません。もちろん、Macintosh環境でも素晴らしいソフトはたくさんありますが(Archicad-Graphisoft,Mini-Cad,Zoom,Artlantis, Strata, etc)いまどき Macintosh で使えてWindowsで使えないものなんて無いことからもわかるように、その絶対的な選択権という意味においてMacintosh を使い続けていくことの不利益な面はまだ現段階では腐食できていないというのが事実ではないでしょうか。 また、価格面においても同様のことがいえると思います。フランスでは、PCと呼ばれるAT 互換機は 5000F(12万円くらい)で手に入ります。iMac は 9990F(23万円程度)もします。日本がいくら平成大不況といえども経済水準からみて一般のフランス人にとってこの差は大きいと思われます。(ちなみにフランスの消費税は20.6%もします...これがガンでしょう...) ただ、希望もあります。昨年、G3 シリーズがでて、iMac が登場。今回、Apple Expoを訪れて感じたことは、やはり本当に良い製品というモノは力を持っているということです。また、こんなにもたくさんの人たちがApple の素晴らしい製品を待ち望んでいたという事実に勇気づけられた気がします。 |
| . | . |
| Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club.
All rights reserved. Site design by BRESTO, Inc. 「Macintoshは米国アップルコンピュータ社の商標です」 |