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・スティーブ・ジョブズの基調講演では,これといった目玉が無いため盛り上がりに欠けるのではないかと少し不安だったが,さすがに2年ぶりのApple
Expoとあって展示会場には熱い熱気が感じられた。
まずは何はなくともアップルブース。残念ながら配り物はいっさい無し。新製品が発表されなかったのだから,当然と言えば当然だが,バッジも手さげ袋も無いのはちょっと淋しい。ブースの広さはいつもと同じで,iMacだけでなく,PowerMac
G4や,PowerBook G4とiBookの組み合わせなど,バランスの取れたレイアウトである
Mac OS Xは目玉というよりも,アピールするものの1つとして取り扱っていた
思えばこの地はMac OS Xのパブリックベータを初めてリリースした場所である。同じ場所にMac
OS Xの販売コーナーが設置されている。購入者には日本でも配られたMac OS XのTシャツがもらえるようで,相当の数が用意されている。
またアップルブースの回りには,Microsoft,Adobe,Macromediaなどの大御所が勢揃いしている。
筆者がもっとも気になったのはMac OS XでようやくサポートされたAudio,MIDI関係を土台とした音楽系ソフトであった。展示会場にはわりと広く「Music
Solutions」というコーナーがあり,DVを除く音楽関係が集結している。
日本でも利用者の多いDigital Performerはプラグインを開発しているベンダーにMac
OS X対応を聞いてみた所,公式には年内に対応となっているけど,間に合わないんじゃないかと言っていた。ただ表情は明るい。
Cubaseを開発しているSteinbergでは,Mac
OS X対応版は,突発的な問題がなければ10月リリースの予定。フランス語版もすぐに続くが,日本語版の状況はこちらでは分からないとのこと。
全体を見渡してみると,この一角はまだまだMac
OS 9で動作しているものが目立つ。Mac OS Xでの音楽制作はまだまだこれからという印象だ。
また,スモールビジネスとヘルプケアというコーナーでは,歯科のためのソフトウエアと弁護士用のソフトウエアが多く並んでいた。弁護士ソフトとは,会計士が会計書類をMacで作るように,法律関係の書類を簡単に作るためのソフトという意味合いらしい。
スモールビジネスではPowerBook
G4のプロテクト製品を開発している小さなブースを発見。液晶のクリーナーを兼ねた液晶保護クロスを開発しているのかと思ったら,実はPowerBook
G4のディスプレイと本体の接続部分を改造することにより,非常に軽い力で液晶パネルを開くことができることをアピールしていた。液晶パネルの回りには丸い透明ゴムのようなものを何カ所に貼って,液晶パネルを閉じた時の状態を強化するようだ。3月には日本のエキスポに参加する予定なので,その時会いましょうとのこと。
リモコン操作の小さなアドバルーンを浮かせてアピールしているのはEZ-ComSite。同社のARGENAは各国語対応のサイトを構築するソフト。一つの言語でサイトを構築した後で,同じデザインで簡単に各国語のページを創り上げることができる。
また,展示会場には郊外にある大型ショップのブースも目立ったが,概して値段は日本よりも高い。一緒に取材をした,パリ在住の大西氏も「欧州では,Macの値段が高いのが残念」と言う。
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