Flash CS3 は、リッチでインタラクティブなコンテンツの制作を可能にする最先端の Flash オーサリング環境です。ここでは、Flash CS3 の新機能の中でも重要な押さえておくべき機能について、『デザイン』・『開発』・『ビデオ』の分野に分けてご紹介します。
Flash CS3 には、Illustrator とほぼ同操作性のある『ペンツール』機能が搭載されており、今までより精密な制御が行えます。 (Illustrator ユーザーの方には、使い慣れた Illustrator のキーボードショートカットと編集キーを使用できます。)
さらに、Illustrator から Flash に完全な再現性を維持(シンボル、アンカーポイント、テキスト、グラデーション、透明情報など)しながらアートワークをコピー&ペーストまたはドラッグ&ドロップできます。
Flash CS3 より、フレームと同じように、モーションに対してもコピー&ペーストができるようになりました。
モーションをコピーして、ペーストすると、モーショントゥイーンがコピーされ、フレーム、トゥイーン、およびシンボル情報が別のオブジェクトに適用されます。
モーショントゥイーンを別のオブジェクトにペーストするときには、そのモーショントゥイーンに関連するプロパティをすべてペーストするか、ペースト先のオブジェクトに適用する特定のプロパティを選択することもできます。[fig.01]
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ActionScript 3.0 には、厳密な型付けとコンパイル(SWF 書出し)時のより強力なデバッグ機能が搭載され、迅速及び簡単に問題判別が可能になりました。
言語体系やパッケージ設計は Java 言語により近くなり、洗練されたオブジェクト指向言語となり、プログラミング言語として、スタンダードな形となりました。プログラミング経験のある方なら十分理解できる、一貫性をもった言語です。
ActionScript 3.0は、ActionScript 2.0と同様、ECMAScript 4 に準拠じており、機能の大幅な強化や言語体系の改訂はあっても、構文・文法は基本的に変わらないため、ActionScript 2.0からの移行は、大して難しいことではありません。
ActionScript 3.0 は、Flash Player 9 より実行可能になります。Flash Player 9 には、新たな仮想マシン AVM2(ActionScript Virtual Machine 2)が搭載され、専用の ActionScript 言語を設計したことにより、処理を基本から最適化することが可能になりました。結果、処理速度は最高10倍程度まで高速化されています。
追加された重要な機能としては、「ECMAScript for XML(E4X)」に基づいたクラス群が追加されています。これは、ECMAScriptの拡張として、XMLデータを扱うための仕様です。スクリプト中にXMLデータを直接記述できるなど、XML データの処理に関する強力で扱いやすい機能を備えています。
その他にも、「正規表現」を処理することができる「RegExp クラス」が追加されました。RegExp クラスには、正規表現パターンを使ったマッチングや、テキストの検索・置換を行うメソッドが備わっています。
Flash Player 9 には、ActionScript 1.0 や 2.0 で制作された従来のコンテンツを再生する AVM1(ActionScript Virtual Machine 1)も搭載されており、下位互換性については問題ありません。しかし、ActionScript 1.0・2.0は、AVM2 上では動作しません。もちろん、ActionScript 3.0 についても、AVM1 で実行することはできません。つまり、ひとつのプロジェクトで、ActionScript 3.0 とそれ以前の1.0・2.0 は混在できないことになり、コンテンツ制作時には、どちらかを選択する必要があります。
FLV 再生をサポートするコンポーネントとして、従来の「FLVPlayback コンポーネント」に加えて『FLVPlaybackCaptioning コンポーネント』が追加されました。このコンポーネントを使用すると、簡単に、ビデオコンテンツに字幕表示を追加できます。字幕表示させる際は、W3C 標準の XML フォーマットである『Timed Text』を使用して、「FLVPlayback コンポーネント」と組み合わせて制作します。[fig.02・03]
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